鍼と向き合う日々(ひとことコラム)

鍼の欠点

鍼灸師として大切な治療道具の鍼にも、決点があると思っています。それは、とても繊細な感覚が必要な所です。お客様の身体の中に入る道具ですからとても細やかな心配りをしています。いくら細心の注意をはらっても、幹部に痛みを生じさせてしまうことはあります。みなさん、子どもの頃の予防注射のイメージをお持ちですから、「鍼治療を行いますよ」とお伝えすると少し緊張してしまう所も、鍼の欠点です。そんな短所はあるけれど、毎日鍼と向き合い、優しくていねいな治療に「磨きをかけ続けられたらたら良いな」と思っています。

鍼の真骨頂

鍼は、眠っている体の細胞に直接刺激をおくり元気に目覚めさせられることが真骨頂です。体の眠っている場所を「みっけた!」、と触れてあげると細胞が「みつかっちゃった」と、目覚めて起きたばかりの私たちのように「ふわっ」、と柔らかに目覚めだします。身体の細胞が目覚め、快復する力をみるのは本当に神秘的です。直接、生きた体に刺激を送ることが鍼の真骨頂です。他ではなかなか良くならない長年の痛みに、効果が高いです。

効果を実感してください

一度体験していただければ、「なるほど~」と実感していただけるはずです。

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