【五十肩・凍結肩とは?】

五十肩の定義

五十肩とは、肩の痛み動かしにくさが起こる病気です。40〜60歳の方に多くみられるため、「五十肩」と呼ばれています。正式な病名は肩関節周囲炎です。

五十肩は、肩関節周りの組織に炎症が起きることで発症します。痛みや動きの制限が続き、症状が悪化すると肩関節の下のゆとり部分が厚くなり、さらに肩が動かしにくくなることがあります。これが凍結肩へと進行する状態です。

 

凍結肩の定義

凍結肩(フローズンショルダー)とは、肩の痛みと動かしにくさが強くなり、肩の動きが“凍りついた”ように固まってしまう状態です。痛みは次第に和らぎますが、元のように動かせるようになるまでには時間がかかります。

MRIでは、肩の関節の下のゆとり部分が腫れて厚くなっていると、凍結肩の可能性があると診断されることが多いです。

 

別名

  • 粘着性関節包炎

  • 肩関節周囲炎

 

凍結肩の種類

1. 原発性 (Primary)

特に原因がないのに起こるタイプ

2. 二次性 (Secondary)

ケガや病気が原因で起こるタイプ

 

二次性の主な原因

🔹 糖尿病代謝の病気

🔹 転倒脱臼などのケガ

🔹 脳卒中パーキンソン病などの病気

🔹 肩の腱のトラブル関節の炎症

 

五十肩・凍結肩になりやすい人

女性に多く、全体の約70%を占めます。

35〜65歳の方がかかりやすいです。

糖尿病の人は、約20%の確率で発症します。

片方の肩に発症した人は、**5〜34%**の確率でもう片方にも起こる可能性があります。

 

注意が必要な方

☑️ 糖尿病甲状腺の病気がある方

☑️ 転倒脱臼の経験がある方

☑️ リウマチなどの持病がある方

 

【五十肩・凍結肩の進行段階】

1️⃣ 急性期(痛みの段階)(2〜9か月)

✅ 強い痛みが続き、夜中にズキズキすることが多いです。

2️⃣ 拘縮期(肩が動かしにくくなる段階)(4〜12か月)

✅ 痛みはやや軽くなりますが、肩の動きがかたくなります。

3️⃣ 回復期(肩が動きやすくなる段階)(5〜24か月)

✅ 徐々に肩が動かしやすくなり、痛みも消えていきます。

 

【五十肩・凍結肩の治療法】

急性期(痛みがひどい時期)

拘縮期(肩がかたくなった時期)

回復期(肩が動きやすくなってきた時期)

 

 

当院の施術について

患者様の状態に合わせ、以下の施術を組み合わせて行います。

(痛みや炎症の軽減)

お灸(血行を促進し回復をサポート)

整体(関節や筋肉の動きを整える)

手技療法(筋肉のこわばりをほぐす)

運動療法(動かしにくい肩の動きを改善)

固定療法(負担を軽くするためのサポート)

オリジナルの道具

金属製筋膜リリース(正規品)(筋膜の癒着を改善)

 

【早めの対策が大切です】

五十肩や凍結肩は、「いつか治るだろう」と放置してしまうと、痛みが長引いたり、回復までに時間がかかることが多いです。

「痛みが引かない…」

「肩が上がらなくて困っている…」

「夜中にズキズキ痛んで眠れない…」

このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

今の痛みを我慢せず、当院がしっかりサポートします。

あなたの「肩が軽くなった!」という笑顔のために、心を込めてお手伝いします。

五十肩